・・・・ぅう~ん。
困ったことになった・・・・。 ・・・・とても忌々しき事態だ。 どうやら女房に好きな男が出来たらしい・・・・。 いや、正確には、出来たらしいでは無く、出来たのである。 子供が3人も居るというのに・・・・。 いったいどういうつもりなんだ。 約8ヶ月半の間、無職であった罰が当たってしまったのか・・・・。 ・・・だが、不幸中の幸いは、女房の一方的な片思いなのである。 故に、浮気とか不倫とかいった状態には至っていないのである。 とはいうものの、亭主として決してこれをほっておく訳にもいかない。 相手は一体どういう男か?一体その男のどこがいいというのか? 若くてカッコイイのか?それとも金持ちで話題豊富で紳士的なのか? とてもやさしく教養豊かで頭のいい男なのか? いや、決してそのようには見えない。 そう、私も知っている男なのである。 お世辞にもカッコイイとは言えず、背が低いただのオッサンである。 いっ いや、決して嫉妬心からそんなことを言っているのではない。 多少やさしいのかも知れないが、紳士的でもなく頭が良いようにも見えない。 紳士的とはかけ離れた半ズボン姿しか見たことが無い。 いっ いや、決して嫉妬心でそのように評価しているのではない。(念のため) では何故、うちの女房はそんな男を好きになってしまったのか・・・。 女房曰く、「かぁわぁいいぃ~」 ・・・・愕然とした。 カッコイイではなく、「かぁわぁいいぃ~」とのたまったのである。 ああそうか、そうきたか。そういうこと平気で言うか。 確かに、その男と比べれば私は可愛いというよりは、カッコイイ方だ。 いや、カッコイイ方というよりは、カッコイイのである。まて、それは自信過剰だ。 と、いうより、そんなことは今どうでもいい。 しかし、現実に女房はその男のことを好きだという。 しかも、子供の居る前で「もぅ~だぁ~い好きぃ~」と。 お前はアホか?恋する乙女のつもりか? 信じがたい。しかし、事実だ。 恋する者は盲目になると言うが、まさか子供の前でそんなこと言うことは ないだろう。 ああぁ、この先どうすればいいのか。 まて、冷静に考えてみよう。 その男、確かにチビなオッサンではあるが、言葉を発する際に間合いを取って いるようにも見えないことも無いような気がしないでもない。 ある意味その瞬間「無」になっているのであろう。 簡単に「無」の状態に成れるものではない。相当の修業を積重ね、 自らに打ち勝った者だけが自在に「無」の状態になれるのかもしれない。 しかし、一般人である我々にはそれがなかなか分からない。 間合いを取っている事など分からないから、私には唐突としか見えない。 ブログ上で、その男の名をさらしてしまってはマズイので名前は伏せておくが・・・・。 そして、その男は、また意味脈絡もなしに突然・・・・ 「ラッセ~ラ~ラッセ~ラ~♪」 「にゃぁー!!」 と叫ぶ。 それを見た女房は、「かぁわぁいいぃ~」「もぅ~だぁ~い好きぃ~」 と、鼻で笑っている。 叩いてやろうかこのやろう! あっ取り乱してしまった。いっいや、決して嫉妬しているのではない。
by momotarou-b
| 2006-05-27 19:07
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